Objective-Cを学ぶ

以前Objective-Cについて書きましたが、
改めてObjective-Cの書き方をざっとまとめてみます。
下記がわかれば、だいたいソースコードを読めるのではないかと・・・自身ないけど。

.hファイル

1. @interface クラス名 : 親クラス名 {  
2.     int member1;  
3.     (メンバ変数)  
4. }  
5. - (返り値)メソッド1;  
6. - (返り値)メソッド2:(引数型)引数  
7. - (返り値)メソッド3_1:(引数型)引数1 メソッド3_2:(引数型)引数2  
8. @end  

@interface クラス名 : 親クラス名 {
    int member1;
    (メンバ変数)
}
- (返り値)メソッド1;
- (返り値)メソッド2:(引数型)引数
- (返り値)メソッド3_1:(引数型)引数1 メソッド3_2:(引数型)引数2
@end

.mファイル

1. @implements クラス名  
2. - (返り値)メソッド1  
3. {  
4.   メソッド１の処理  
5. }  
6.   
7. - (返り値)メソッド2:(引数型)引数  
8. {  
9.   メソッド2の処理  
10. }  
11.   
12. - (返り値)メソッド3_1:(引数型)引数1 メソッド3_2:(引数型)引数2  
13. {  
14.   メソッド3の処理  
15. }  
16. @end  

@implements クラス名
- (返り値)メソッド1
{
  メソッド１の処理
}

- (返り値)メソッド2:(引数型)引数
{
  メソッド2の処理
}

- (返り値)メソッド3_1:(引数型)引数1 メソッド3_2:(引数型)引数2
{
  メソッド3の処理
}
@end

メソッドの呼び出しは、

1. [オブジェクト名 メソッド名:引数];  

[オブジェクト名 メソッド名:引数];

です。

他には、
ヘッダーの読み込み(includeではなくimport)

1. #import <UIKit/UIKit.h>  

#import <UIKit/UIKit.h>

他の場所で定義されたクラスの名前

1. @class クラス名  

@class クラス名

があります。

また、アクセッサとして、.hに

1. @property (nonatomic, retain) UIWindow *window;  

@property (nonatomic, retain) UIWindow *window;

.mに

1. @synthesize window;  

@synthesize window;

と書けば、getter/setterメソッドを自動生成してくれます。

1. @property (nonatomic, retain) UIWindow *window;  

@property (nonatomic, retain) UIWindow *window;

の nonatomic は atomicじゃないので、非同期処理は対応しない、 retainは代入したときに参照カウントを1増やして解放されないようにする、っていう意味っぽいです。