2010年8月26日木曜日

デイリースクラムについて

私が今いるプロジェクトでは、スクラムという開発手法を採用しています。

スクラムとは何かは別途まとめるとして、
スクラムのプラクティスの一つにデイリースクラムというものがあります。
デイリースクラムでは、スクラムマスターと呼ばれる進行役が
  1. 昨日何やったのか?
  2. 今日は何をやるのか?
  3. タスクをやる上で何が障害になっているのか?
をメンバーひとりひとりに聞いていきます。

このデイリースクラムですが、
最近儀式化というかマンネリ化しているような気がします。
(正確に言うと、私はプロジェクトに途中から入ったので、最初からこの状態でした。)

何がマンネリ化しているのかというと、
全員が昨日やったことと今日やったことしか言わないのです。それで終わり。
これじゃ、何が問題かわからないし、やる意味がないんじゃないかという気がします。

じゃ、意味があるMTGとはどういうものでしょうか?
朝のMTGは目的は何なんでしょうか?

私は問題を素早くキャッチアップする手段と考えていました。
問題点をはっきりさせ、改善させるものだと。

これを私の同期に言ったら、
MTGで問題を報告する時点もう遅いといわれてしまいました。
確かにその通りですね。問題が発覚したらすぐにアラートをあげなくちゃいけませんからね。

で、議論した結果、朝MTGの目的は
  • プロジェクトの方向性を確認する
  • 気合いを入れる
の2点ではないかと。

プロジェクトの方向性を確認するとは、
みんながちゃんとゴールに向かって走っているかを確認することですね。
締切にはきちんと終わるのかとか、無駄な作業はしていないのかとか。
朝のMTGで全員が同じ方向を向くように確認する作業をすると。

あとは気合いを入れる。
私の同期が「気合いがあればプロジェクトは成功する」と言ってました。
ちょっと言いすぎかもしれませんが、
みんなが終わらそうという気持ちがなければプロジェクトはいい方向には行きませんからね。

これをもとに、どういうプラクティスをすればよいのかを今考えているところです。
まとまったらまた書こうと思います。

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