2010年5月30日日曜日

NHK技研公開2010に行ってきました。

NHK放送技術研究所とは、放送全般を扱う唯一の研究機関であり、
その技研が年に1回研究成果を公開する「技研公開」を行います。
今回、私も当日の思い付きですが、せっかくなので行ってきました。

目玉はスーパーハイビジョンっぽかったですが、
そのほかにも放送と通信の連携から画像処理、信号処理と幅広い内容を扱っています。

特に度肝を抜いたのが、シアターでのスーパーハイビジョンの実演。
大スクリーンでの3300万画素の映像と、
22.2chの音響システムはすごかった。。。
東京マラソンの映像は、
ランナー1人1人の顔がはっきりみえて、
アスファルトに跳ね返る雨粒もよくわかりました。

あとは、インテグラル立体テレビ。
インテグラル方式とは、小さいレンズをたくさん並べて立体映像を録画、再生する方式のようで
メガネをかけずに3次元映像が楽しめるということで
体感してきました。
いろんな角度から除いても立体映像が見え、これを専用メガネを使わずに実現できるのはすばらしいと思いましたが、
だいぶ画像がぼやけているのが気になりました。
これは今後改善されるのかな?

ただ、これらの技術はもう人間のキャパシティを超えつつあるのかなとも思いました。
こんなに高精細な画像は長時間眺めるのは相当疲れるだろうなというのが正直な感想です。
例えば、報道番組やらバラエティやらはこんなハイスペックなものはいらないわけですし
あったらいいなと思うのは、スポーツぐらいでしょうか?
映画も映画館に見に行けばよいので、これを一般家庭で楽しめるようにすべきかはちょっと疑問です。

個人的に興味があったのは、放送通信連携系。
特に携帯電話との連携は面白かったです。
デモでは、テレビに表示させたQRコードを用いてログインし
携帯電話から番組を探して表示させることを行っていましたが、
例えば、面白い番組を携帯に受信して友達にメールで進めてみたりとか、
テレビショッピングを携帯電話の課金システムで行うといったことが
実現できるなと思いました。

また、番組の推薦サービスと連携させて、
携帯電話の情報を使って番組推薦も叶になると言ってました。
携帯電話は個人のプロファイル情報がたくさんありますから、
これを利用できれば面白いことがいっぱいできそうです。

資料は技研公開のページに置いてあったので
詳しくはそちらを見ていただければと思います。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2010/index.html

2010年5月5日水曜日

twitterのつぶやきをmixi日記に投稿するスクリプトを作ってみたけど…

twitterの前日のつぶやきをまとめてmixiの日記に投稿するスクリプトを書きました。
mixiの日記投稿のAPIは公開されていナイっぽいので、
こちらを参考にさせていただきました。

mixi for iPhoneから発掘されたmixi日記投稿用API

以下がコードです。今回はPerlを使いました。

use strict;
use warnings;
use LWP::UserAgent;
use LWP::Authen::Wsse;
use HTTP::Request::Common;
use XML::DOM;
use Encode;
use Date::Parse;
use DateTime;
use utf8;


my $entry = "";
my $title = "";

my $ua = LWP::UserAgent->new;

my $req = HTTP::Request->new('GET', "http://twitter.com/statuses/user_timeline.xml");
$req->authorization_basic('(★twitterのユーザ名を入れる)', '(★twitterのパスワードを入れる)');
my $res = $ua->request($req);
if ($res->is_success) {
    my $parser = new XML::DOM::Parser;
    my $doc = $parser->parse($res->content);
    my @status = $doc->getElementsByTagName('status');
    my $t_dt = DateTime->today;
    my $prev_day = $t_dt->day - 1;
    $title .= "  " . $t_dt->year . '/' . $t_dt->month . '/' . $prev_day;
    $title .= encode('utf8', "のつぶやき");
    foreach (@status) {
  my @children = $_->getChildNodes;
  my $text;
  my $dt;
  foreach (@children) {
      if ($_->getNodeType() == ELEMENT_NODE) {
    if ($_->getTagName() eq "text") {
        #$text =  encode('shift_jis', $_->getFirstChild->toString);
        $text =  encode('utf8', $_->getFirstChild->toString);
    } elsif ($_->getTagName() eq "created_at") {
        my $epoch =  str2time($_->getFirstChild->toString);
        $dt = DateTime->from_epoch(epoch => $epoch);
    }
      }
  }
  if ($dt->year == $t_dt->year && $dt->month == $t_dt->month && $dt->day == $t_dt->day-1) {
      $entry .= "  " . $dt->year . '/' . $dt->month . '/' . $dt->day;
      $entry .= " " . $text . "\n\n";      
  }
    }
} else {
    print "error";
    exit;
}

my $id = '(★mixiのログインメールアドレスを入れる)';
my $pass = '(★mixiのパスワードを入れる)';
my $member_id = (★mixiのメンバーidを入れる);

my $ua2 = LWP::UserAgent->new;
$ua2->credentials('mixi.jp:80', '', $id, $pass);

my $content = <<__XML__;
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?>
<entry xmlns='http://www.w3.org/2007/app'>
  <title>$title</title>
  <summary>$entry</summary>
</entry>
__XML__

print $content;

$res = $ua2->post(
  "http://mixi.jp/atom/diary/member_id=$member_id",
  'Content-Type' => 'application/atom+xml',
  'content' => $content,
     );

warn $res->content unless $res->code == 201;


使ってみて思ったのが、
twitterは日ごろ、その瞬間に思っていることを気軽に投稿するものなので、
1日まとめてしまうと、なんだか、まとまらないものになってしまいます。

日記なんかは内容をきちんと考えて文章をまとめますが、
twitterはそんなことを考えません。

このようなtwitterをmixiに投稿するスクリプトを常に回してしまうと、
逆にtwitterのつぶやきを日記に公開することを前提として考えながらつぶやいてしまうので、
twitterのメリットがなくなってしまいます。

ということでこのスクリプトはお蔵入りです。

2010年5月1日土曜日

[メモ]モバイルについて思うこと

なんだか、
今までのPC向けウェブサイトのノウハウを
モバイル向けにどうやって当てはめようみたいな話を聞いたので、
「それちょっと違うんじゃないのかな。」と思ったので、メモ。

携帯電話にはQRコードやFeliCaで
直接サイトに誘導できるので、
そういった方法でサイトに誘導する方法で十分で
検索サイトについて考えるのは不要だと思います。
(もちろん、それでサイトを見に行ってもらえなければ意味がないのですが)

そしてQRコード等で誘導したサイトから
ウィジェットなり、iPhoneアプリ/Androidアプリといった専用アプリを用意して
インストールしてもらうようにします。

あとは、
ゲームや最新情報を配信したり、クーポンのような特典をつけたり、
アプリを通して魅力的なコンテンツを提供していくのがいいのではないかと思います。
モバイル向けには
この専用アプリを魅力的に作る方法を追求していくべきだと思います。
これは、今までのPC向けのウェブサイトのノウハウとは違うと思います。

といってもここら辺の分野は私は素人なので、
もう少し勉強してまとめようかなと思います。
上記もきちんと調べたわけではなく、ただの印象や思い込みも含まれているので、
あしからず。