「ん?なんだこのクラスは?」
「どうしてこのクラスは相互参照する必要があるのか?」
「参照が循環している・・・。」
といったものをよく見かけます。
こういうのって最初は気をつけるんですが、
どんどんクラスを足していくうちに本人ん気がつかないうちに
入り組んだ構造になってしまうようです。
正しい設計とは、私が思うに、
- きちんと責任を明確にしてモジュールに分割する
- モジュールの中でまた責任ごとにクラス分割する
- モジュール間・クラス間は疎結合
相互参照していたり、
ダイヤモンドのような構造になっていたり、
入り組んでいたりするとやっぱりどこか責任が明確になっておらず、
一つのクラスで2つの役割があったりします。
(もちろん原則で、例外もあります。)
クラスの参照が入り組んでいると、そのまま実装すると
とたんにソースコードが読みづらくなります。
で、そういう場合はたいてい機能が独立していないので単体テストもしづらくなります。
設計しているときは、
常にモジュール・クラスの責任を意識しながら設計すべきだと思います。
「リソースの取得がいろんなところに分散している。」
「なぜこのクラスはリソースの取得とデコードの両方やっているの?」
みたいなことがあったら、もう一度、構造全体を見直すべきだと思います。
といっても、原則がわかっていても、なかなか実践できないものです。
やはり「デザインパターン」の本を読んだりして普段から勉強することと、仕事上でトライアンドエラーを繰り返して
スキルアップを図っていくしかないのかなー、思います。